Q&A

トルネード型発電機のQ&A

どうして、双方向にまわる2段のブレードがついているのか?
3つの理由があります。

  1. この発電機は抗力型でトルクはありますが、回転スピードはあまり速くない為、双方向に回す事で、上の羽根が磁石、下の羽根がコイルと逆方向に回転させる事で上下、片側の羽根を半分の回転数でも同じ出力の発電ができます。ゆえに強風時にも対応しています。また、風切音が無く、風向きに影響されず、力強く回転するのが特徴です。
  2. ブレードが双方向に回転することで、回転トルクを打ち消し合い、本体構造フレームをブレードの回転による、ねじれトルクから守って安定させています。
  3. ブレードを縦方向に2段積むことにより、小さなスペースでも受風面積が大きく、小スペースでも効率の良い発電係数を実現させています。
どうして、 3本柱外構造なのか?
この風力発電機は、構造のほとんどが強烈な風を受け止める抗力で発電します。3本柱外構造の頑丈なフレームで、突然の突風、台風や落雷に耐えられる構造になっています。
どうして、ブレード(羽根)の形が特殊なのか?
向かい風の時は揚力を使い、追い風の時は抗力を使って、風力を効率よく捕らえる構造を持っているからです。又、回転時に透過率が悪いため、鳥等も認識しやすく巻き込みを防ぎます。これが国際特許取得のブレードです。
どうして、発電機は中央に配置し、直径が大きいのか? ※双方向発電機
発電機は中央に配置することで、双方向に回るブレードにダイレクトにつながります。磁石とコイルもそれぞれ双方向に回し、羽根の回転数半分でも同じ発電が出来ます。直径が大きいのは円周が長くなるため、沢山の磁石とコイルを搭載出来ます。円周が大きいと、発電部は高速で回転出来るので、発電効率を高められるからです。

PCT特許出願概要

エコテクノロジーは風力発電のグローバルな需要を見込んで、国際的に認められているPCT特許を取得しています。
出願対象国:日本
出願番号:PCT/JP2006/311128
発明の名称:風車用の羽根、風車、及び、風力発電機
特許:第3905121号
出願対象国:米国
出願番号:PCT/JP2006/311128
発明の名称:風車用の羽根、風車、及び、風力発電機
特許:登録済
出願対象国:中国
出願番号:PCT/JP2006/311128
発明の名称:風車用の羽根、風車、及び、風力発電機
特許:第832444号
出願対象国:欧州
出願番号:PCT/JP2006/311128
発明の名称:風車用の羽根、風車、及び、風力発電機
特許:審査待ち